地域と大学と大企業 —日産自動車・会津大学のビジネスモデル合宿に参加して

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

会津大学にグロービス関係仲間と16名でお邪魔して参加してきました。

昨年もちょうど同じ時期に参加し、只見の農家さん・日産自動車の方・会津大学生の方々と楽しく考えました。

今年は、一段と豊かなメンバーたちと共にし、多くの刺激を得ることができました。課題を提示いただく地域の方々と、コミットした日産自動車の方たち、ITと一人一人強いこだわりを持つ会津大学生、MBAを学び新しい何かを創り出そうとするグロービス仲間たちで、10代~60代まではば広く参加する貴重な会でした。

私は、今回は5つのテーマがある中で、「小水力発電」に参加しました。ピコ水力発電のEV連携について考えました。選択理由は、暮らしを支えるエネルギーについて真面目に考えてみたかったからです。地域に根差したエネルギー源は、きっと、人間社会をより暮らしやすくしてくれると思ったからです。

この「小水力発電」チームは、日産自動車の麻生川さん・松崎さん、デザイニウムの西本さん、会津電力の折笠さん、会津の健さんと目黒さん(市議会議長)です。そこにグロービス生の忠内さん、グロービスの同僚の中村さんでした。それぞれの特徴のあるよいチームでした。

二日間の実地調査(街中に流れる用水路の簡易的な流水量調査)や、簡単なマーケティング調査の結果、粗方の今後の方向性をプレゼンすることもでき、様々な視点で考えることの重要性を再度感じました。

地域の有力者がメンバーに参加したこともあり、今回も具体的に動きそうな感じがしました。

初めての体験:

  • 会津大学の敷地内にキャンプで泊まりました。会津大史上初、らしい。一晩、会津大学に泊まって、良く身体がなじみました(笑)
  • 地方議会の議長と一緒にワークショップは初めて。このプロジェクトの信頼感が積みあがってきていることでもあるし、開放的な町!

ワークショップに参加して記憶に残ったこと;

  • 得意分野が違う。だからこそ、誰か一人ではなく、メンバー全員が語ることが大切。発言が偏らないようにする。
  • どこまで発散し、どこから収束させるのかの転換点の見極めが大切。
    メンバーの息を合わせる必要がある
  • 現地現物をみることで、頭の中だけではなく、空気感や手触り感も含めて身体で理解できる
  • 自由に発散する議論と収束して具体化するには、ホワイトボードが有用でした。会津大学の壁一面のホワイトボードルーム(&スタンディングスタイルの椅子)は、ありがたかった
  • ある程度、仮説が立てられれば、インターネットで簡単なリサーチは、メッセージを浮き彫りさせる上ですごく役に立つ

会津から学べることはまだまだあります。新しい何かを作り上げている場ですし、今後も共に何かを一緒にやっていける余地があると感じていますので、引き続き可能性を探っていきたいと思います。

最後になりましたが、会津の方々、日産自動車のみなさん、会津大学のみなさん、一緒に行ったグロービス関係者のみなさん、ありがとうございました!

(写真は、奨励賞として頂戴した日産自動車のモデルカーのMURANOです)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする